アオリイカ星人 伊藤弘基の「ノッポの目線」

2007
7.13

シーズン最後に

またまた懲りずに行ってきました伊豆半島へ。

今回は嫁と娘を連れて嫁の実家へ所用のついでにシャクってきました。

さすがにシーズン末期のためにkサイズが捕れればOKと思ってましたが
「まだ2K出ているよ」と静岡のスペシャリストH氏からの情報でテンションアップです。
今シーズン最後の伊豆遠征のため気合も入ります。
さらには釣友から「2Kを捕獲せよ」とミッションを発動されてしまいます。

いろんな意味でプレッシャーを感じながら出発です。

1日目

嫁の実家の用事を済ませ午後から出動です。

夕方勝負ですがさまざまな事情で夜遅くに帰るわけにいかないので一気に南下します。

目的の場所到着。
先行者は堤防の先端にヤエンの方が1人。
風がやや強いが正面から吹いてるので何とかなりそう。

藻場を狙っていくと数投目であっけなくラインが引き込まれて300gほどのリリースサイズゲット。

その後反応がなくなりもう1本の堤防へと移動すると付け根と先端で同サイズをゲット&リリース。

時間を置いてさっきの藻場へと戻りシャクっていると
視界の隅で一瞬白くなったイカが見えた気がしすぐさまその周辺にキャスト。

ショートジャーク後勝負のテンションフォール。

そろそろ藻に突き刺さるころに押さえ込まれるアタリ。
アワセを入れると久々の重量感のある引きとともにラインが出て行きます。
「これはいったかなー」と思いながら追いアワセを入れる。
するとなんと重量感がなくなってしまいました。


身切れでしょうか、やってしまいました痛恨のバラシです。

掛けた周辺では海面が墨で真っ黒くなっています。

あまりにもショックで凹みながら未練がましく周辺を探りますがイカからの応答はありません。

帰り際に700gほどのサイズを変なフッキングの仕方でゲットしましたが
狙いのサイズはバラシのみでタイムアップです。


2日目

今日は午後に所用があるので朝のみの勝負です。
朝暗いうちに出動です。

昨日のバラシのショックをショックをひきずりながらも場所の狙いが間違ってなかったと
前向きに考え昨日の場所を目指します。

昨日の場所到着。
シーズン終盤だからでしょうか今日は先行者なしです。

風は昨日と同じ向きで同じ程度ですが昨日よりも流れ藻が多く厄介そうです。
潮位が低いので期待が薄いのですがとりあえずはじめます。

2投目藻の切れ目あたりをショートジャーク&ロッドを立ててテンションフォール
で押さえ込まれフッキング。
300ほどのサイズをキャッチ。
リリース後貸しきり状態の堤防をくまなく探るが異常なしで移動。

2箇所目
風向き悪い+ウネリにより水色が悪いため即移動。

3箇所目
目の前の藻場で2Kサイズと遭遇。
真っ白でまったくやる気がなくエギを完全無視しどこかにいってしまったが
小場所にもかかわらず粘ってみるが、その後気配がないため移動。

4箇所目
風裏で良い感じ。
水色も良い感じでベイトの群れもいてよい感じ。
ここで粘りたいが終了の時間が迫っているのでちょっとやったところでタイムアップです。


最終目
天気予報は昼前から雨だが、風は吹かない予報。
本日も午後から所用があるので暗いうちに出動します。

1箇所目
予報どうりほぼ無風、昨日より水色も良い。
はっきりと見えるシャローの藻場を狙うが気配なしで移動。

2箇所目
3日目にして始めてはいるややディープエリア。
ベイトは見えるが潮がまったく動かず移動。
帰り際港内のシャローも見てみるが気配なし。

3箇所目
まずは港内のシャローを探るが異常なし。
表側を見るとベイトの群れがいてよい感じ。
1投目、ショートジャーク後のフォールでラインが1瞬止まった後じわじわと出て行きフッキング。
最初ラインが出て行き期待するがすぐにおとなしくなり手前まで寄せて久々のギャフ打ち。
難なくランディングするとKちょっとありそうなサイズ。
変色する前に写真を撮るため車に戻る。
ついでに検量すると1.2K。
P7100014.JPG

まだ釣れそうなため急いで堤防に戻り数投後、
ボトムステイ、ショートジャーク後のフォールでラインがはじかれ即フッキング。
サイズダウンの600ほどの♀。
水際まで降り即リリース。
その後期待をして探るが青物?スズキ?と思われる魚がイワシを追い出し気配がなくなり移動。
(メタルジグを持ってきてないことを後悔)

4箇所目
異常なし。

5箇所目
ついに雨が降ってきてレインを着ていなかったためずぶ濡れになりながら車に戻り
戦意喪失し移動。

3箇所目の堤防に戻る
先ほどより潮位が上がって来ているため港内のシャローを狙うが異常なし。
表側は風が出てきて波立ち始めているが先ほどの足場で狙っていると
徐々に沖から潮根が接近。
射程距離にその潮目が近づき数投目、スローテンポのショートジャーク後のフォールで
ラインが引き込まれ、即アワセを入れるがスカ。
すぐに激しくジャークをいれフォール、即ラインがダルンとなりフキング。
すんなりと上がってきたのは800ほどのサイズの♂。
ギャフを打つか悩むが水際まで降りれるのでそのままリリース。
そのすぐ後に嫁からケータイに「帰って来い」コール。
まだ気配があるが泣く泣くタイムアップ。


ほぼ半日×3日、シーズン終盤なこともあり人も少なく狙った場所に入れたにもかかわらず
目標の2K捕獲ならず見事に撃沈。

これで親イカシーズンは終了。

と思っていると某所から親イカ捕獲の情報。
今度はそこに行きますか・・・・


今回のタックル
ロッド   ノリーズエギングプログラム84
リール  D社2500番
ライン   PE0.8号
リーダー フロロ1.7号
エギ   エギリーダートマックス3.5号 4号各色
      エギリーフラッシングモデル3.5号 4号各色
      エギマックス
偏光サングラス hirakawaフラッシュカットリアル フラッシュカットクラウディマックス

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コメント

2007.07.19 のっぽ さん..

>smokerさん
昨日はお疲れ様でした。
その後イカは異常なしでしたが、いろいろとドラマはありました。

ちなみに本人はいたって正常のつもりです。
世間一般的には重症かもしれませんが・・・

2007.07.19 smoker さん..

昨日はお疲れ様でした。
しかし、激しく病んでますね〜^^
今シーズン、伊豆は何度目?
それにしても、サクッとキロアップ釣るあたりはさすがですなぁ〜

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Profile

伊藤弘基(いとう こうき)

岩手県出身。エギングとメバリング、時々マグロにハマる身長2m弱(笑)の二児のパパ。

エコギア プロスタッフ
メガネの平川 フィールドテスター