2010
09/15
秋の気配
釣行記 / comment : 4 / trackback : 0
猛烈に暑かった夏も終わり、秋らしくなってきた。
しかし、こんなに暑い夏も記憶にない。
子供を連れて遊ぼうにも、危険が伴うなんて事は初めてだった。
ようやく日差しも柔らかくなり始めた隙を見て・・・
久しぶりに動物園へ。
ただでさえ幼児は体温が高いのに・・・お前も頑張ったなぁ。
もうすぐ3歳。
世の中の全てのものに興味を持ち始め、お父さんはもう大変。
ちなみに彼は花火中毒らしく、仕事だろうが雨だろうが、我が家では毎日花火。
近所では「花火一家」として有名である。
来年の春は釣りを見せてみようかな。
どんな反応をするのか楽しみだ。
海の男になってくれたら嬉しいんだけどね。
翌週は「海の男」と遊んだ。
兄の漁場である、鵜ノ崎沖にある根島周辺。
まぁ、話しには聞いていたけど・・・何とも言葉が出ない。
立っているのもやっとの状況でフルキャストを繰返し、いとも簡単にシーバスを釣り上げる。
同行の「サンバイザー児玉君」
彼は釣りのセンスが良いんだろうね。
何をやっても"サマ"になるし、とにかく良く釣る。
僕も兄からロッドを借りて投げては見たものの・・・
「とりゃっ!!!」
「イデッ!!!」
釣れたのは児玉君の後頭部だった。
「うわぁぁぁ、わりっ!大丈夫だが?」
「なんもだす!しんたげ後頭部がジンジンするだけっす(笑)」
すまぬ・・・。
波はあるものの、ウネリの幅?サラシの幅?がいまいちらしく、数本釣り上げたあと、沖堤へ遊びに行った。
でも、川水濁流と共に大量の川水が流入し、青物の反応はいまいち。
団子を投げてみるものの、やはり反応は悪く・・・
いつものサイズ2尾で終了。
んでも大分海の中も秋らしくなってきたね。
水色が落ち着けば面白いことになるだろうな。
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翌、水曜日は若旦那を誘って磯へ。
もちろん、狙いはメジナなんだけど、何が起こっても遊べるように色んな道具をバッカンに詰め込んで戸賀へ向かった。
ちょっと予想外のウネリだったけど、根太は上がれるって事で一安心。
これで1日中遊べる。
根太でメジナと言えば△なんだけど、時折訪れる巨大なウネリで釣りにならず。
漁港向きで竿を出すことにした。
準備をしていると、さっそく若旦那が「きしさん!お土産来たっす!」
おぉぉ、何とも美味そうなイカ。
今日の若旦那は我が家の「お土産担当」である。
もっと釣ってなぁ(笑)
んでも、ポンポンとイカを釣り上げているのを見ていたら、何だか体が妙にムズムズ。
「若、俺にも貸して」
「どぉ~ぞ、どぉぉ~ぞ(笑)」
久しぶりのエギングに挑戦。
滅茶苦茶センスがない事は自覚しているが、とにかく我流でキャストし・・・何度がシャクっていると・・・ズン♪
おぉぉ、おもへぇ~♪
んでもエサトリは思ったより少ないし・・・でもイカも面白いし、あぁぁ、体が2つ欲しい。
(会社サボってるから、それを言うなら3つだろ)
一旦、フカセに戻る。
う~ん、良い感じなんだけど・・・何故か気持ちがソワソワ。
あれ?浮力が合っていない?筈は無いんだけど・・・さては。
サスペンドしていたウキが、何故か微妙にブカブカと。
軽く誘いを掛けると・・・ギュン!!!!
猛烈に竿先が絞り込まれる。
「おぉぉ!来たなぁ!」
と強引に竿を立て、やり取りに入ろうとしたら
「パシーーーーン!おわっ!!!ズドーン・・・バシャバシャ」
↑
ライン切れ ⇒ 雄たけび ⇒ 尻もち ⇒水溜りに落ちる(笑)
随分と恥ずかしい格好のバラシを演じてしまった。
これには若旦那も大喜び(笑)
「いやぁ・・・気持ちいいと言うか恥ずかしいというのか(笑)」
「でっけがったすな(笑)」
「いやいや、あぁ、それより尻が痛い(笑)」
その後は急激にエサトリが増え始め、真夏の海へ。
それでも「チラッ」と見えた地合に、何とかコッパグレを1尾釣り上げた。
「ふぅ、厳しいなぁ。何かおもしぇごと起きねべが・・・お?あれだ!」
エサトリの少し沖に、棚は深めだけど青くて細い集団がやって来た。
サンマ級サヨリの集団である。
「あれあれ、若旦那!あれ釣ろっ!」
「当然!(笑)」
2人で急いでタックルをチェンジし、必死こいてサヨリを釣り始める。
10本も釣った頃・・・
「あれ?きしさん、あれメジナじゃないですか?」
「あ、んだ。んだども、あどだ!(笑)」
その後も必死こいでサヨリを釣る。
あれはあれで、けっこう難しいんだよね。
真鯛釣りもグレ釣りも・・・サヨリ釣りも、磯釣りである。
「ふぅ、あどいいが。さて・・・メジナは?」
「・・・いね(笑)」
「わはははは」
となれば、またエギング。
僕は数を出せなかったけど、江畑のトゥが見えるまでシャクリ続けた。
面白いね。なんか、また昔に戻ったような感覚だ。
漁港へ戻り、帰路に着いたんだけど、僕の顔を見るなり若旦那が・・・
「きしさん、もう少しイカやっていきますか?(笑)」
顔に書いてあったらしい。
もちろん二つ返事で、時間も無かったけど近場の漁港で第2ラウンド。
「ブシュゥ~」
「うわぁぁ!外れた!!ちっくしょぉ~」
アホみたいにはしゃいで釣りするのを、笑って見ている若旦那。
「きしさん、真鯛のバラシよる全然悔しそう(笑)」
「んだすか?(笑)お??きたぁぁぁ!!」
ふぅ、満足満足。
やはり楽しいね、秋の海は。
コメント
投稿 : GEN|2010-09-15
フフフ・・・ハマったすな!
オレも早く磯でイカ釣りてー!
投稿 : きし|2010-09-15
>GENさん
フッフッフ・・・
とりあえず、打倒GENさん(笑)
投稿 : 若旦那|2010-09-15
イカ、面白いっしょ?。 んで、イカはご家族で食べて足りましたか?
あれだけはしゃぐきしさんを見たのは初めてであり~の
感激~の、おかしかった~のでした(爆)。
だってマダイをバラしたのよりも、イカが乗り切らなかった方が絶対に悔しそうだったもんね(笑)。
「今釣れる、なおかつ家族が釣って行って喜ぶものを釣る」
最近ひしひしとそう思うし、実際実践してますね^^
ちなみに今日の夕食はアオリイカ三昧だす。
そして何よりも、児玉君の後頭部が大丈夫なのかが気になります(爆)
投稿 : きし|2010-09-17
>若
いやぁ・・・ハマらせてくれてありがとう(笑)
頂いたエギをロストしちゃったので、昨日は大量購入してしまいました(^^;
猛練習するんで、来月末でもまだ連れでってけれっす。
勝負だ!(笑)
児玉君。
彼は真冬でもバイザーの強い頭皮を持っているから
大丈夫だべ・・・たぶん(笑)