2011
07/29

本命変更

釣行記 / comment : 4 / trackback : 0

水曜日。

午後から親子面談があり、午前中に時間が取れた。
本日の犠牲者（笑）を迎えに行き、一路戸賀へ。

漁港へ付いたのが3時半。
平日という事もあり、車は皆無。
窓から江畑のトウがチラチラと見ているが、あまり早く来られても困るので駐車場の端へ車を止めてのんびりする。
何故なら二人ともライトすら持っていないからだ。

・・・本日のやる気が伺われる。

4時を過ぎ、薄っすらと明るくなった頃に船の側へ車を止めて準備。
するとニヤニヤしながら「待ってました」とばかりにトウが登場。

「おぉぉ～きしさん！久しぶりだごど！！」
「さぁ、どさいぐ！」
「え～っと、鵜沢！」
「わがったぁ。エビスだな。帰り何時だ！」
「12時！」
「わがったぁ、4時だな。3時40分ってば船出るがらそれまでかたつげでおげ！」

・・・え？（笑）

って事はなく、ちゃんと鵜沢に連れてってくれた。

「爆釣！！」って噂が聞こえて来ない今年のメジナ。
沸いても一瞬って事が多いらしく、そうこうしているうちに夏を向かえ・・・そして、何処もこの状況である。

ふん。予想通りだから驚かへんわい。

ここは戸賀沖磯群の中でも、グレ釣りでは名礁中の名礁。
居ないって事はないだろう。

開始から全開モードでエサトリ群に立ち向かう。

・・・が。

アジフグに加え、こいつも登場。

そりゃもうアチャコチャ大変。

本日の同行者さんは、竿を持たずに・・・ひたすらエサ撒き（苦笑）

ごめんね、変なとこ連れて来てしまって。

「何か違う魚居たような・・・」

際を落として

こんなんを１尾。
しかし色も悪いなぁ。

8時。サヨリの群れが回ってきた。
ここでどうするかなのだが、この魚は狙えば意外と難しく、自分的には面白くて好きなのである。
しかもこの状況だから闇雲にコマセを打っても魚は分かれず、サヨリだけを釣るのは難しい。
サイズは30ｃｍ～40ｃｍ。これだと10本や20本釣ってもお土産にはならない。
となれば、手返しも重要になり、1投1本のペースで釣るのが目標になる。

口も小さく、エサを咥えてもしっかりアワセないと（手首のみ）取り込み中に外れてしまう事も多々。
アワセは「からまん棒」の動きだけであわせる。

そう考えると、グレ釣りとあまり変わらないかもね。

バタン・・・バタン・・・・バタン（クーラーの蓋を閉める音）

この音だけが静かな沖磯に響き渡る。

「きしくん、マシーンだな（笑）」

気が付くと11時半。

おし、100近くは行ったかな。

まぁ、満足は満足なんだけど。

どうしちゃんたんだろうね、グレは・・・。