2014
06/19
悩める幸せ
釣行記 / comment : 0 / trackback : 0
チヌ釣りの大会に2回ほど参戦。
庄内でのM-1では、エサすら取られない時間が延々と続いた。
G杯男鹿会場でも同様に延々とエサ残り・・・2回戦はタナゴの猛攻。
今年も検量すらできなかった。
いつもは早々と頭を切り替えるのだが、今回は反省すればするほど、様々な課題が浮かぶ。
そして、チャンスは2大会ともあった。
チヌ釣りに関しては、1からやり直さないとダメだな。
本来であれば、ここで実証も含めてチヌ釣りに没頭しなければならんのだが、何せ釣行回数が減ってるのに加え、秋に向けてやらなけれな行けないことも山積している。
そんなこともあり、少々頭が悶々とした状態ではあるが、グレ釣りの準備をして加茂へ向かった。
チヌや真鯛がひと段落した為か、予想より少ないお客さんを乗せて1番船が出船。
焼き飯~小阿治を経由し、門前で殆どのお客さんが渡礁を終えた。
船に残った青年としばし談笑すると、グレ狙いって事だったため
「いっしょに、べったらどうですか?」
快諾を得て、2人でべったらへ上がった。
上がったのは良いけど、予報を遥かに上回る南東系の暴風。
時折、立っているのも辛いほどで、沖にはダシ風で水煙が舞うほどである。
当然、漁港向きにしか竿は出せない訳で、左後ろからの風が邪魔ではあったが、僕は沖側に立ち、I君は陸側から北を向いて竿を出す事になった。
いつものパイロット仕掛けで様子を見るも・・・どうも魚っ気が薄いようだ。
もう6月も半ばなのにね。毎年毎年状況が変わってきている気がする。
まぁ、だから面白いのでもあるが。
様子見の段階で、仕掛けを立て気味にすると・・・ガツン!!
「おいおい、先週釣れてくれよ。」
再び・・・・ガツン!!!
ふぅ・・・って感じである。
う~ん、やはり組立てはグレ系の餌の方がやり易いなぁ。
時を同じくして、同礁のI君も
「ガツン!!!」
「ガツン!!!!!」
しかも僕よりずっと良型だし(苦笑)
それでも我慢して手返しを続けると、ようやく1尾目のグレが釣れた。
後が続かなかったが、「これは」ってエサの残り具合や取られ方から判断し、仕掛けを交換。
エサが潰されたり吐き出されたりするタイミングをカウントダウンし、「モゾモゾ」に合わせると
ふぅ。連チャンとは行かないが、なんとなく分かった。
1.棚は3ヒロ弱から浮かない。
2.鉛を打てば絶対に食わない。
3.コマセと合っていないと食ってこない。
4.理由ははっきりしないが、ハリスウキはNG。
こんな感じである。
これに加え、エサの刺し方とかコマセのタイミングとか、あくまでも自分的な工夫は色々とあるけどね。
恐らくは、エサトリの少なさも影響しているのだろう。
そんなに必死に追いかけなくても、目の前にエサが降ってくるのだから。
ま、それすらも想像なんだけどね。
50尾弱?釣ったかな。
持ち帰り分だけキープ。
最近は魚を捌く時間すら確保が困難なもので・・・。
でも楽しかった。
グレ釣りは、考えることが多ければ多いほど楽しい。
となると、やはりチヌ釣りはまだまだって事なんだな。
コメント