LIVEやら障がいのある子供達の施設で演奏してきたりで、10月1日以降釣りに行けてません。
最近は900gとかキロUPなど、景気の良い話は聞こえてきますが、次の休みは台風の影響が残って無理っぽいし、その次の休みも音楽イベントで「カホンワークショップ」の手伝い...3週間釣りにいけません（T-T)

釣りに行ってないので当然ながら釣果もあるワケないので、また回顧録を書いてみることにしました。
いつもどおり「昔のハナシはイラネーよ」という人は、ブラウザの「戻る」をクリックするか、今すぐご使用中の機器の電源をお切りください。

2003年...ワタシが秋田でのエギングを始めてから3年目くらいの頃のこと。
お世話になっているユニチカの杉原正浩さんから連絡があり「山形でエギングセミナーをやるので、次の日に一緒に釣りしませんか？」とのお誘いを頂いた。

東北に居ながらも、杉原さんの釣りを間近で見られる機会なんて滅多にないので、喜んでご一緒させていただくことに。

9月末のある日、早朝に秋田を出発し山形へ。
確か鼠ヶ関の近くの漁港だったと思いますが、杉原さん達と無事合流。

久々にお会いする杉原さん、一緒に釣りをされていた山形県内の釣具店の店長さんやスタッフの方々とご挨拶し、ワタシも早速シャクってみますが、寄ってくるイカもまだ小さく、しかも反応もあまりヨロシくない...

それでも、杉原さんや同行者の皆さんはバンバン釣っていきます。

山形では、秋田でエギングが始まる2年くらい前？にエギングでのアオリイカ釣りが始まり、既にちょっとしたブームになっていたようで、しかもサスガは釣具店さんの店長さん・スタッフの方々、シャクリの鋭さなどには度肝を抜かれました^^;

そんな方々と杉原さんの釣りを見て、見よう見まねでやってみても、ワタシには全く釣れません...orz

「な、なんなんだ、この人たちは...（驚）」

途中、杉原さんから直々にノーネームノットのコツや、シャクリ・ダートなどをレクチャーして頂きましたが、ワタシだけ何も起こらず...orz

その後、昼食をとったり数箇所移動してシャクったりしましたが、寄っては来るものの釣ることは出来ず...結局仕事絡みの電話があり秋田に戻らねばならなくなり、ワタシだけ早々と終了となりました。

ボウズ...というか、完全試合。
完膚なきまでに打ちのめされた感じ...当時秋田でワタシがやっていたエギングと、山形でのエギングとではレベルというか、次元が違いすぎました^^;
山形のエギングはこんなにレベルが高いのか！と驚愕しつつ、すごすごと秋田へ戻りました。

「悔しいけど、今まで自分がやってたのは、エギングと呼べるほどのモノではない」...そう思いましたが、上手な人の釣りを見て得られるモノや学んだコトは、もの凄く沢山ありました。

その後のワタシの釣りは、ノットは勿論、シャクリ・ダート...あの日を境に、ワタシの釣りの全てに於いて変わったような気がします。

貴重な体験をした山形での10年前のあの日は、ワタシにとっては衝撃の1日であり、忘れられない1日となりました。

早いなぁ...あれからもう10年も経つのか...